愛知・岐阜旅行2日目の記事。午前中は明治村🛖へ行ったぞ!
昼過ぎに岐阜へ向かうから3時間しか居られなかったが、可能な限り多く周った🌀
明治村とは?
洋和風の様々な明治建造物を展示している、非常に広大な野外博物館🛖
エリアが一丁目~五丁目まで分かれており、移動手段として蒸気機関車やバスが用意されている🚂🚌

超広いので、大体は行く場所を選定してから観光する。
今回は周ってきた建造物のうち、よさげだったとこを👇で分割して記す📝
ここでしか見れない・体感できない明治っぽさを感じられた建造物が二群。
その中からさらに頭一つ抜けてよいと感じたのが一群。
あまり感じられなかったり、そもそもジャンル的に興味なかったのが三群。
一群
1-1.西郷從道邸
西郷隆盛の弟が建てた接待用の住宅。

フランスの建築家ジュール・レスカスが設計に関与したため、洋風な雰囲気である。



1-2.森鷗外・夏目漱石住宅
「吾輩は猫である」が執筆された家。
作中に描写される家の様子はココをモデルにしているらしい。
森鷗外が約1年・夏目漱石が約3年間、居住していた。



身長とか体重の記載まであるのおもろい
(夏目漱石159cm, 森鷗外161cm)

内装に洋が一切なく、昔の日本を感じられるザ・和室スタイル。



1-3.聖ザビエル天主堂
ステンドグラスが綺麗なカトリック教会堂。

内装の雰囲気が凄くよかった👍




1-4.帝国ホテル中央玄関
建築界の巨匠「フランク・ロイド・ライト」が設計した洋風のホテル。

全体的に、模様が独特な印象。




背もたれが六角形の「ピーコックチェア」とよばれる椅子🪑
最も美しく見える座り方になるように設計されてこうなったらしい。

内装に使われているとは思えないくらい、仕切りが粗い…
逆に綺麗にみえる✨

二群
2-1.札幌電話交換局
北海道札幌市にあった電話交換局を移築したらしい。
あらゆる種類の電話機が時代ごとに展示されている☎️

電話が普及し始めた最初期の頃の装置。
コレを使って電話番号を交換手に伝えると、交換手が手動で回線を接続することで通話を成立させていた。

が、回線接続が自動化された交換機⬇️が登場し、次第に廃れた。


さらに時代が進んで昭和初期あたりに電話っぽい形になったらしい☎️


2-2.日本赤十字社中央病院病棟
現代では殆ど見られない木造建築の病院病棟。

通路も全部「木」である🪵
階段の先には射的や飛ばし矢ができる娯楽施設があった。


アナログ感満載の絵に描いたような木造部屋だが、当時は最先端の設備だったらしい。


兵隊服と銃が展示されていた。
西南戦争で、敵味方関係なく負傷した兵士の救護をしたことに由来するようだ。

当時の兵士に関する書物もあったが、古文すぎて全然わからん…

2-3鉄道寮新橋工場・機械館
機関車修復所として建てられた鉄造プレハブ建築。
重要文化財が複数展示されている。

マシ~ンがズラズラ並んでてザ・工場って感じだ!


重要文化財あったけど、同じようなのが何個もあるから目を凝らさないと見つからん💦


2-4.宇治山田郵便局舎
現時点で存在する「木造型の郵便局舎」の中では最大の大きさらしい。
郵便配達の歴史がよく分かる品を多数展示している。

明治時代では徒歩でも配達してたらしい。




2-5.金沢監獄中央看守所・監房
明治時代の監獄。
人形を駆使して当時の囚人生活を再現している。

8角形になっており、その先に廊下が続いている。
玄関口から全方位を見渡すことができるため画期的な造りである。


この扉、中が囚人部屋になっており、マネキンが設置されている。

なんか楽しそうな顔やな()

それとけっこう狭いのな

囚人は家族宛てに手紙を書くことができる✉️

2-6.川崎銀行本店
屋上まで登れるため展望台の代わりになる銀行。
見晴らしがよかった。

内部では実際に使用していた看板や金庫が展示されている


最上階には展望台があり、5丁目全体を見渡せる。
方向が分かるので迷子になったらココおすすめ👍

2-7.蒸気機関車12号・9号・三等客車
蒸気機関車に乗車可能。
似たようなジャンルで市営電車が走ってるが、コッチの方が雰囲気あってよかった。


貸し切り状態でマジ楽しい٩( ᐛ )و

しばらくすると煙突部分が単体で突っ込んでくる
(シュールすぎて笑っちまったw)

で、ガッチャンコしていく~

走ってるとき煙ヤバい💨

あと、時間決まってるから、気をつけて

2-8.西園寺公望別邸「坐漁荘」
元内閣総理大臣「西園寺公望」の別荘。

100年前の庭園って感じだ👍


竹が目立つ邸宅だった🎋


三群
3-1.呉服座
明治時代の芝居小屋。

席が柵で仕切られており、座布団もないシンプルな構成だった。

3-2.菊の世酒蔵
2階建ての大規模な酒蔵。

酒造りの道具が展示されている。



3-3.内閣文庫
明治時代に中央図書館として建設された、どうみても「図書館」には見えない建物。

入口は木造構成。

暖炉枠は部屋ごとに材料が異なるらしく、天井に中心飾りも付けられているため、デザインが凝っている。


階段はケヤキ製

建築模型が多数展示されているが、経緯はよくわからなかった。
図書館だから?

3-4.北里研究所本館・医学館
大正時代、伝染病の研究所として北里柴三郎博士が創立させた館。
顕微鏡が沢山あった。

入口付近に銅像🪞

他の部屋は大半が顕微鏡


3-5.菅島燈台附属官舎
灯台守が住んでいたレンガ造の洋式住宅🧱

中には「神島」の灯台で実際に使用されていた回転レンズが展示されている。

3-6.品川燈台
18km先まで光が届く現存最古の洋式灯台。
この日は展望台まで登れなかったので、本来はどんな感じなのか不明。


灯台の下でもそこそこの景色だった。

3-7.大明寺聖パウロ教会堂
大浦天主堂建設に携わった地元大工の大渡伊勢吉によって建設されたカトリック教会堂。

天井付近が尖ったアーチ状になっていたり、比較的大きな窓があったりとゴシック様式だった。

おさらば
この後すぐ岐阜県へ移動する都合上13:50分のバスに乗る必要があったため、昼食抜いてダッシュで周った。

昼飯はバス待つ間に済ませといた🍙

なんか意外だったけど、重要文化財だから面白いとは限らないっぽい。
(1個も無い5丁目が一番楽しかったわ)
なるべく急いで宿へ向かう。