8月下旬に羽化した個体でペアリング~採卵をする👊
個体概要
オス個体

メス個体


ペアリング手順
- お見合いさせる🍝
- ヤリやすい場所に移す🕸️
の2ステップを踏む👍
いきなりヤラせようとするとメスが拒絶反応を示すので、失敗することがある。
今回の個体は羽化日が離れてないので相性はよいと思うが…どうなんやろ?
1. お見合いさせる
手っ取り早い方法はランチしてもらうことだ🍝

そのうち⬇️の体勢になるので、コレを合図に次のステップへ移す。

2. ヤリやすい場所に移す
しがみ付きやすい場所がベスト👍
場所がない場合はDAISOの鉢底ネットを買ってきて台に敷く🕸️
鉢底ネット(角型、3枚) – ダイソーネットストア通販【公式】
メスの甲板にオスの口を当てるように置くと上手くいきやすい。

ここからはオス個体によって差がでる。
直ぐに挿入する個体も居れば、数時間かかる個体も居る。
今回は1時間で完了した。

ペアリングが終わるまで大体30~40分くらい掛かる⏰
終わると糸🪡が見えるので、コレがペアリング完了の合図となる。

ペアリングが完了したら
3日間メスにプロゼリーを与えて、がっつり栄養を取らせる🍮🍌
その後で産卵セットに投入する。

いきなり産卵セットに投入しても数日間は無精卵(孵化しない卵)ばかりになるからだ🥚
恐らく、ペアリングしてから受精するまでに時間が掛かるのだと思われる。
故に、無駄に体力を消耗させるくらいなら、その数日は産卵セットに投入せずゼリーを与え続けた方がマシだと考えた。
採卵をしていく
1週間経過したら産卵セットをひっくり返す。

軽く叩くだけじゃ全く落ちないので、思いっきり叩く⚒️

塊を細かく分解すると卵が出てくる。
意外と丈夫なので雑に崩してしまっても問題ないことが多い。


途中でメスが出てきたのでエサをあげておく🍮

今回は17個だったぜ👍
採卵後の管理には余った人口蛹室を使用する。

- 卵の経過を観察しにくい
- 乾燥してるか分かりにくい
- 菌が発生しやすい
2が一番問題で、有精卵が孵化しない要因の半分は湿度にある。
(もう半分は温度)
なので乾燥してたら霧吹きする必要があるのだが、マットの湿度状態は部位によって変化することが多い。
例えば、表面上は乾燥してないが中央は乾燥している場合があったり、その逆もある。
中央までは適切な湿度だが最深部が水浸しになっている場合もありうる💧
そのため、卵の状態を常に確認するために、
- マット表面から除き穴を掘る
- 卵をケース側面に入れる
という対策をするのだが、1は非常に乾燥しやすく、2は側面に水滴が沢山付いて水浸しと同じ状態になってしまう…
そうするくらいなら、人口蛹室に水を適度に含ませて管理する方が安定して湿度を保てたりした。
孵化した幼虫がスポンジに潜ったら取り出せないデメリットがあるが、頻繫に確認するワイにとって痛手になったことが一度もないので、ずっとこの方法で管理している。

唯一の懸念点だったのが、12月なので温度が低かったこと🌡️
24℃が理想だったけど、ここ1週間ずっと20℃未満だったので凍え死んでないか不安だった🥶
産卵セット再作成
採卵が終わったら、再度産卵セットを作り直して、また1週間経過したら採卵する。
先程まで産卵セットに使っていた完熟マット(10L)に対して、500mlの水を投入してかき混ぜる。
最初から作成する場合は、事前に数日間ガス抜きしておく。
マットの状態は、
- 握っても水分が感じられない🥶
- 握ると水分が感じられ、水が染み出さない😁
- 握ると水が染み出す🥶
の3種類がある。
今回は500mlの加水だけで自称 Best 状態🤩になった。

マットがイイ感じになったらケースに詰める。
コップの底で叩きまくってガチガチに固くした。

ケースは4か所フタできるが、全部閉めると窒息しそうなので2か所は開けるようにしている。
で、採卵から3週間くらい経過すると生まれる🐣

当然だが人口蛹室にはエサが無いので、孵化したら完熟マットへ速やかに移動させる。


孵化しそうやな~って卵も、スポンジだとまる見えになるから直ぐに分かるぞ!

以上。
産卵セットの組み方はあまり説明しなかったので、⬇️に書いた。