前回が上手くいったので、引き続き別の個体とペアリングしてもらう。
今回は産卵セットの組み方がメインの記事。
個体概要
オス個体

メス個体

ペアリング
前回と全く同じやり方なので詳細は省く。



産卵セット作成
今回は新品のマットを使うので、ガス抜きから行う👍
- 密封容器 12L
- 月夜野きのこ園クワガタ菌床販売部 / 完熟Mat-10L(昆虫マット・発酵マット)
- 共柄移植ごて
- スタックボックス つめーる
- 水を入れたペットボトル(500ml)


1. マットを耕す
表面上はイイ感じの湿度で、今すぐ使用できそうな感じだが、

中身はハイパ~乾燥してる。
塊になってる箇所は崩さないとガスが抜けないので、全てを耕す✨

塊を全て消し去ったら🆗
まだ加水前だが、表面に集中してた水分が混ざって色がマットっぽい感じに変色した。

2. マットのガス抜き
鼻を刺すような刺激臭が抜けるまで放置する。

これでガスが抜けるまで、ひたすら放置する。
1日で抜けることもあれば1週間かかる場合もある。
3. マットの加水
完熟マット(10L)に対して、500mlの水を何回も投入してかき混ぜる。
マットの状態は、
- 握っても水分が感じられない🥶
- 握ると水分が感じられ、水が染み出ない😁
- 握ると水が染み出す🥶
の3種類がある。
500mlのペットボトルで微調整しながら自称 Best 状態🤩を目指す。

4. ケースにマット投入
加水ができたら迅速に産卵セットへ敷き詰める。
ガチガチに固めないと産卵率が著しく低下するので、超重要フェーズ。
ケースをひっくり返してもマットが落ちない位、全部ガチガチに詰める。

マットを固められれば何でもいいし、なんなら手で固めても問題ない。
ただ、ヘルクレスはケースの角に卵を多く産む傾向があるため、そこを重点的に固められない道具はNG❌
例えば、虫かごのようなケースに四角いプレス機を用いれば四隅を上手く固められるだろうが、丸いプレス機だと四隅を固めるのは難しそうだ。
今回のケースは角が丸いので、丸い形状の道具なら四隅にフィットして上手く固められそう。
なので今回はコップを使うことにした🫙
5. ゼリー&止まり木&メス投入
いつも通り転倒防止剤とゼリーを用意して、メスと一緒に入れるだけ。

採卵
約2週間経過したらゼリーと転倒防止剤をどけて、ケースをひっくり返す。
上下逆さまにするだけじゃ微動だにしないので、めちゃ叩いて落とす⚒️

上手くいってれば卵が見つかるので、マドラースプーンで回収していく🥄


採った卵の保管場所だけど、今回は⬇️で卵用の容器を作って、そこに入れる🥚


吸水スポンジを包丁で切って、容器の中に入れるだけ。

マットに霧吹きするのと全く同じ感覚で卵に霧吹きする。

最後に、湿度を保つために蓋を閉めて密封する。

この後は、また産卵セット作成に戻って同じことを繰り返す。
満足する程の卵を確保できたら成功🥚
慣れるまでちょっと難しいけど、頑張って👍
この卵ケースについて
孵化したときにめっちゃ取りにくい…
穴をあけるんじゃなくて、筒状に堀ったスポンジの上に置いた方が全然よかった。

今度からはコレで管理するわ。