内部進学で研究室を変更するときの注意点について

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院進学したら研究室を変えたいと言ってる人が周りに何人か居るので、この記事でメリットとデメリットを説明した上で見てもらいます。

自分は同じ大学の大学院に進学(内部進学)しましたが、そのときに研究室を変更してます。

研究室の経歴

文章だと長くなってしんどいので、図にしました。

研究室の配属状況
研究室の配属状況

大学院で研究室を変更する場合、大学4年次で2つの研究室に所属することになります。

各セメスターで何をしていたのかも説明します。

大学3年次

この時期は特に変わったことはしません。

普通に所属研究室(プログラミング教育)で研究を進めました。

この段階では自分も研究室の変更を検討してません。

研究室の選び方ですが、自分は最底辺の成績から独学で成績上位になったためプログラミング教育の研究室を希望しました。

このように、基本的に適正から選ぶ方法が安定です。

(興味ある研究室に入ったけど難しくて落単とか割とある)

大学4年次

大学3年次の春休み辺りから、AIで文書検索する研究に興味を持ち始めました。

研究でプログラミング演習問題を自動生成・自動採点するアプリを開発していたので、似ているプログラムを検索して特徴を見つけようとしてました。

そこで、人工知能の研究室ではどんなことをしてるのか気になりアポを取ってみたところ、

「とりあえずやってみますか?」

と返ってきたので体験入部?をすることに…

とりあえず基本的な機械学習のやり方について学びつつ研究っぽいことも進める感じでした。

ちなみにプログラミング教育の研究はガッツリ取り組んで卒論発表しました。

研究2つはめっちゃキツイ😭

大学院

大学4年次の2月辺りでプログラミング教育の研究が終了しました。

そこからはスケジュールに余裕が出るようになりました。

で、3月あたりに、

「プログラミング教育に残る」or「人工知能へ移る」

という選択を迫られます。

どっちにしようかって話ですが、

  1. プログラミング教育の研究は完成
  2. 今辞めるとかなり中途半端な状態

だったので、人工知能の研究室に変更しました。

今では当研究室で文書検索の研究をメインにしています。

メリットとデメリット

分かりやすいくらいに一長一短です。

メリット
  • 2刀流なのでスキルは結構上がる
  • 知識も結構上がる
デメリット
  • スケジュールキツすぎ
  • 面談日がたまに被る

基本的にしない方がいい

こういう特徴を持つ研究室でなければ、移動しない方がいいかと。

  1. 就職で有利になる研究
  2. 束縛時間が短い
  3. フレックス制

大半の人は就職のために進学すると思うので、移籍するなら修士1年次の就活に支障をきたさない場所を選ぶべきです。

1~3のいずれかに当てはまる研究室でないと本末転倒です。

研究が忙しすぎて就活できなかったとか普通に起こります。

自分が移動した人工知能の研究室は、修士2年からガッツリやる方針でも問題なかったので、修士1年次では大半の時間を就活⬇️に割きました。

やろうと思えば修士2年の9月あたりまで就活は可能です。

代わりに、修士論文に掲載できる程度の成果を、数か月でだす必要があります。

なので、就活は2年次になる前に終わらせた方がいいです。

正直、研究は1年あれば十分成果が出るので、この方針で全く問題ないです。

逆に、このムーブが不可能な研究室に入ると、就活時に間違いなく足を引っ張るので絶対に移籍しない方がいいです。

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